2018年05月18日

インフラ施設は私たちの子供のようなもの

コンクリートから人へ?…生活に不可欠なもの

野党であった、ある政党が政権を奪ったとき、「コンクリートから人へ」という標語が踊りました。コンクリート・鉄は確かに温かみに欠けるのかも知れません。しかしこれらによって作られるのは、高速道路、ダム、橋、生活道路、上下水道等、私達の生活には必須の設備です。これらの整備に過剰感があったのだと思います。しかし、昨今は、私たちの生活を支えてきたインフラ設備もその年齢からか診察・診断の上、補修・補強が必要となるものが増え、今や新しく建設する施設よりも補修・補強・更新する費用が多くなる時代に入っています。人間が作ったインフラ設備ですが、年齢を重ね、病気になり、怪我もします。永久に元気に働き続けてくれるものではありません。今、こうしたインフラ設備をいかに大事に使い、延命させるか、その方法が問われています。

結局のところ、公共施設(インフラ)を安全に、快適に使うには、やはり、お金が必要なのです。

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