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再生エネルギーでまず思いつくのが太陽光発電。 でもメガソーラー発電に関しては“自然破壊”だとか “将来的には大量の発電用パネルの廃棄物が発生し国レベルの問題に発展する” などといった批判を耳にします。また発電所内からの濁水の流出や 盛土の崩壊といった報告に触れたりします。 しかし、本当にそれだけでしょうか? とにかく、これら施設は国の重要なアセットであることに変わりはなく、 私達は太陽光発電の未来を紹介しながら、 これに関わって行きたいと考えています。
新設あるいは工事中の太陽光発電所の造成等土木、 架台等の構造物に関する設計計算書・設計図面等の照査(レビュー)を行い 問題点を抽出・その対策の提案を行います。
運転開始後の太陽光発電所で発生する各種施設の不具合、 損傷に関する補修対策立案等を行います(例えば、盛土の崩壊、滑り等)。
工事中、運転開始後の発電所の評価を行います。
※主なもののみ記述、他20件以上を担当
発電出力42MW。ゴルフ場跡地を利用してのメガソーラー発電所。 モノパイルシステムの架台構造だが、このプロジェクトでは雪荷重に労力を費やす結果に。
発電出力235MW。塩田跡地を利用し計画された発電所。 完成当時は国内最大規模の太陽光発電所。 自然環境との両立を図って隣接地に生物のため大規模なハビタットを造成。
発電出力20MW。ゴルフ場として計画され開発を始めた事業は、その後、中断。 その敷地と排水施設等の基本システムはゴルフ場として整備されたものを利用し 地表面の改変は基本的に行わない条件でスタート。 複雑な起伏を持つ地表面と豪雪地帯であることから、 架台が高い形状。雪対策に注力したプロジェクト。
発電出力29MW。この発電所で本格的に地表面の土壌侵食に取り組む。 以後、地表面浸食問題に必ず取り組むことになるが、その最初のプロジェクト。
日本の地質・土質は複雑です。水の豊富な国土は、 とても美しく・複雑な景観を作ってきました。 しかし、土木に取って、水はもっとも大きな問題で、水の関与で災害が発生したり、 その種類が変わったりすると言っても過言ではありません。 この脆弱な日本の森林・地形を守って行きたいと考えています。
人工のものは、いつか必ず壊れます。 土構造物はもちろん、コンクリート構造物でも全面的ではないにしても部分的に 劣化して行きます。 人工的に構築した資産については、維持・管理作業が必要です。
人の手が、あまり入っていない自然状態の地形でも、 少しずつ崩れ形を変えて行きます。予め危険な地域を指定したりして、 対策は少しずつ進んでいます。 私たちは、この自然に暮らす多くの生物にも目を向けたいと考えています。
※主なもののみ記述、
他多数の業務を担当-管理技術者
大都市近郊の土地改良区の多自然化、機能向上のための計画策定業務
都市内を流れる小河川を多自然型河川に改良するための設計
東北縦貫道路計画のための自然環境調査を中心 としたフルスペックの環境調査を実施、調査は3年間継続した。
道路建設のために実施した自然環境調査。
コンサルティング実績② (詳細を見る)
※主なもののみ記述、
他多数の業務を担当-管理技術者
戦前に構築された橋梁の補修工事に関わる施工計画検討業務。
戦前に構築された橋梁(6径間RC桁橋)損傷調査及び補修設計を実施
15橋の外観調査を中心とする定期点検業務
曲線橋の耐震設計を実施
過年度実施の上部工基本設計及び下部工詳細設計において、基本条件(幅員)変更に関わる修正設計を実施した。
中央環状線ケ熱に伴う広報施設の基本設計
道路及び道路構造物の詳細設計
道路の景観設計及び植樹計画設計
ユニバ―サルデザイン(バリアフリー設計)のための調査、計画、設計を実施。
舗装の維持・点検マニュアルの作成業務
日本は自然災害と共に生きています。 一旦起こった災害の復旧には多額の費用と膨大な人的労力が必要です。 しかしこれは宿命であり災害は、ほぼ周期的にやってきます。 減災への研究開発費や復旧に備えた蓄えはどうしても必要です。 ここに宿命的に日本は技術立国でなくてはならない所以があります。 加えて日本には資源がありません。 まずはエネルギーの自給率を上げることが最初の一歩と考えます。 私たちは以下のような試みを通じこの国に貢献したいと考えています。
太陽光発電は日本を救わないと主張する本を読んだ。 確かに太陽光発電の現状は効率が悪い。広い面積が必要だし、夜や天気の悪い日は発電しない。 その制約から日本が必要とするエネルギーに対しての貢献度も低く主役にはなれない。 しかし、太陽光は各種エネルギーの中で、唯一燃やさない/動かさない(水流、風等)、 静的なエネルギーと思います。 またエネルギー自給率が極端に低い日本にとって自給できるエネルギーでもあります。 問題は太陽から来たこのエネルギーの受け取り方と思っています。